ついにケモノストーリーコンテスト2022の全応募作品が公開されましたね!
たくさんの作品があるのでどの作品を読んだらいいか困ってる、なんて人もいるんじゃないでしょうか?
そこで今日のブログ更新は全応募作品のレビューをしようと思います!
あくまで個人の感想ですので、参考程度にしていただければ…
(昨年度と同じ文章なのはご愛敬)
ケモノストーリーコンテスト2022
↑↑↑作品はこちらから読めます↑↑↑
掌編
アルタイル(大賞受賞作品)
すあ著
ファンタジックな世界観の中、文章のなかで7色が美しく表現されます。
こころあたたまる交流に、きっとあなたも楽しい気持ちになるはず。
カミもケモノのうち(大賞候補作品)
れぐるす著
ヒトは7歳までケモノとして育ち、ヒト化を経てヒトに成る。
リアルな描写が生の神秘を裏付けます。
虹色の羽(大賞候補作品)
ラグス著
3人組の獣人バンドにフォーカスした楽しい掌編。
オチにきっとみんな驚かされる!?
なななななな(入賞作品)
とーや著
ちょっと変わった女子高生たちの、ちょっと変わった会話劇。
青春っていいなって気持ちになります。
7本指の行方
Yoshitugu Tuduki著
彼らの日常の中に、過去の獣の遺伝子の形を感じることができます。
ずっと一緒だよ
ストロム著
トラウマを負った犬と、その犬と女の子との交流を、犬からの視点で描く。
会話を主体とした暖かい文体でとてもほっこりします。
君みたいになりたい
リング著
ケモノたちの中にある複雑な感情。
ヒトとは違う姿形をしているからこそ生まれる悩みに心動かされます。
短編
七つ尾のふたり(大賞作品)
やまねこ よだか著
独特な文体で描かれる七尾狐のバディもの。
ミステリあり、友情あり、冒険ありの文句なしの大賞受賞作。
彼の翼がまぶしくて(大賞候補作品)
辰巳ルぺ著
こちらはピューマとクジャクのバディもの。
冒険を通して築かれる友情が熱い!テーマの「7」の回収にも心動かされます。
鼻息荒いぞ、豚野郎!(入賞作品)
だいご著
タイトルからして他の作品とは一線を画すこの作品。
異世界転生…までの7日間、いったい何が起こるんだ!?
ノールとナナの街(入賞作品)
岸間夜行著
獣人とヒトが契約関係のなかで暮らす世界。
そんななかで生まれる友情と決意に心動かされます。
たった一つのオレの罪(入賞作品)
仁王立ちクララ著
個人的ベスト。ヒトのぼくと鳥人のきみとの関係性が緻密に描かれた作品。
独特なタッチで描かれる二人のミステリアスな距離感に引き込まれます。
『7』
ストロム著
7に縛られたこの世界。
ここから始まる冒険劇に胸が躍りますってえ?このラストは!!?
なんてこともない
コリンス著
獣人たちの日常もの。
時折混ざる獣人らしさがリアルさがあってよいですね。
欲を飼いならせば
リング著
薄幸の少女が出会ったのは山羊の頭を持つ悪魔。
ラストの展開が好きです。少女の成長は必見!
大人になる夏
響音カゲ著
よくありそうなケモナーの日常風景に思わず笑ってしまいます。
ラストの怒涛の展開、これは想像できなかった…
異端の言葉
ラグス著
謎のお仕事から始まる不思議な物語。
中盤からの怒涛の展開を見逃すな!
七匹の容疑者
モリモリ著
なんと出てきた本格ミステリ。きちんとケモノたちの特徴を生かした作品です。
あなたは犯人を当てられるか?
以上となります!全18作品、ぜひみなさんも読んでみてください~