振り返り企画、最終回です。
ここまで1ヶ月間、毎日更新にお付き合いくださりありがとうございました。
2021年、始まって2ヶ月が過ぎ去ろうとしています。
新型コロナウイルス流行の影響はだんだんと収束への道筋が見えてきたところで、またこれからどうなるかははっきりとはわかりませんが、きっと以前のような暮らしがいつか戻ってくることかと思います。
このブログで書き記してきたように、ケモノと本格的に関わりだしてから約3年間、濃密な時間を過ごしてきました。
ぼくがやってきたことのすべては、自分一人では成し遂げられないことでした。
改めて関わってきたすべての人と、その縁に感謝しています。
実は、昨年中に行っていて、凍結状態になっている企画があります。
今までと同じく、関係者と協力して良いものを作り上げたいと動かしていた企画でした。
しかし、うまく意思疎通ができず、進めることができなくなってしまいました。
その出来事は今でもぼくを苦しめています。
どうすればよかったのか、どういうやり方があったのか。今でも考えています。
ケモノコミュニティは常に変わっていっているように感じます。
それはいい意味でも悪い意味でもあるかもしれません。
これからもどんどんと新しい人が入り、新しい企画が起こり、新しいムーブメントが生まれるでしょう。
そんな世界にこれからも触れていきたいと思ったとき、一度立ち止まることが必要なのではないか。
それがこのばけもトレースを執筆したきっかけです。
ただしぼくはローカルな人間です。
一番大事なのはまわりにいる人たち。
もしケモノコミュニティがどんどん開かれていったとしても、その人たちの存在を忘れないようにしていきたいです。
改めて思ったことは、ほんとうにみんなに助けられていろんなことをしてきたんだということ。
ぼくは特別に何かができる人間ではありません。
ですが、ぼくに居場所をくれたみんなに恩返しをしていきたいと思っています。
ぼくなりに、できることからやっていきます。
その際に、また誰かに助けてもらうかもしれません。
どうかこれからもよろしくお願いします。