振り返り企画、音楽編です。
持っているCDを改めて鑑賞して、簡単にレビューしていきます。
ぼくにとって大事な要素2つめは、音楽。
ダウンロードやストリーミングで聴くこともありますが、CDを買うのも大好きです。
家でCDを再生するときはイヤホン・ヘッドホンではなくスピーカーで聴くのもちょっとしたこだわり。
少しでもこんな音楽があるんだと知ってもらえればうれしいです。
「Endless Summer」
アーティスト:Fennesz
発売:2001(Reissue:2006年)
エレクトロニカは元々は電子音楽(テクノ)から派生したものではありましたが、次第に生楽器との融合を果たしていきました。
その中で生まれた本アルバムはフォーク、グリッチ(ノイズ)などのジャンルを取り入れたFenneszの傑作です。
タイトルのEndless Summerから想起される、ノスタルジックな雰囲気を全編を通して感じることができます。
中でもタイトル曲でもあるTrack. 2 “Endless Summer”は圧巻の一言。
電子音とギターノイズの組合せが非常に耳に心地よいです。
夏を感じさせるフレーズは切なさを感じさせます。
ラストのリフレインは本当に感動的で、ぼくはメンタルが弱ってるときに聴くと泣いてしまいます。
そして個人的におすすめなのが、Reissue版(国内盤)Track. 10 “Badminton Girl”。
フレーズはもちろん、ヴォコーダーによって加工されたボイスがまた切なさを増幅させてくれます。
何より音の切れ間切れ間の空気感、無音も音楽を作っている大事な要素なのだということをこの作品は教えてくれます。
Fenneszは日本と親交が深いアーティストで、有名なところだと坂本龍一らとコラボした作品なども発表しています。
ぜひ一度聴いてみてください!